さぁ 楽譜を読もう!
クラシックのピアノ曲を弾くためには、楽譜が読めることが大切なポイントの1つです。
私は、生徒さんに「音符が、読めるようになるためには、とにかくたくさん読むこと。少数精鋭はありえないよ」とお話ししています。
レッスンでは、まずカードを読んだり五線紙に音符に見立てたおはじきを置いたり、五線を引いたホワイトボードにマグネットを置いたり、 書いたり・・・私は、あの手この手で音符に親近感を持ってもらえるように頑張ります。
そして1つずつ音が読めるようになると楽譜を出します。今までバラバラに読めていた音符をまとめて読む作業に入ります。
🟠1つ目の音の「長さ」と「高さ」を見て読みながら
🟢次の音の「長さ」と「高さ」を見て読む
を繰り返すのです。1つずつバラバラに読むより難しいです。これに「歌う」や「弾く」が加わると更に複雑になります。おまけに自分が演奏した音を「聴いて評価する」作業が必要になります。
これをソルフェージュとしてレッスンに取り入れることをしています。
こちらは、前半がリズム、後半が譜読みで作られている「リズムとソルフェージュ」譜読みの方が課題数が多いです。教材に示された年齢は、あくまでも目安です。高校生が④をやっていてもかまいません(著者 呉暁先生のお話しより)
課題数が多く中に可愛いイラストがある訳ではないので、私は2ページ済んだら右ページの下の方に『ご褒美シール』を貼っています。
始めた頃は、かなり私の手助けが、必要だった生徒さんも繰り返し課題を熟すことで少しずつ上達してきます。
生徒さんによっては下の教材を使います。
リズム打ち、歌う以外に書き込むなどの課題もあります。
そして下二つの画像は、短時間で譜読みして弾く初見教材です。時間を決めて『弾かずに黙って譜読み』してから弾きます。
時々簡単なピアノ集から初見曲をピックアップすることもあります。初見教材よりメロディラインやリズムに惹かれることもよくあります。
時間をかけてだいぶ読めるようになった頃にやりたい曲や学校での伴奏が出てくると、そこでグーンと譜読み力がついたりします。『きっかけ』って大事です。
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