ピアノの練習
私の教室に通って下さった、今もレッスンを継続されている中学生以上の生徒さんたちについて思うところを書いてみようと思います。
まず今年の発表会にも参加した
高校1年生の女の子。
小学校2年生から通って下さっています。
小学校の頃は、毎週きちんと課題を練習してきていました。中学生になると部活が始まり練習量が必然的に減り、高校生になると学校からの課題がとても多くて大変そう。
でも小学生時代の練習で培った演奏力で
発表会に参加しました。
曲は、モーツァルト『きらきら星変奏曲』
どうしても発表会でこの曲を弾きたくて
それまで練習していたショパンのワルツから変更したのが、春休み前でした。
とても大変でしたが、とても素晴らしい演奏でした。高校生の今、練習時間の確保に四苦八苦しても、小学生時代の練習量が宝物となったのです。比較的時間がある小学生時代の練習量は、後々『ピアノを、音楽を楽しむ』ための宝物になるのです。
思い返せば
今まで中学生、高校生になってもレッスンを
通い続けてくる生徒さんは、
小さい頃、少しずつ、出来るだけ毎日
練習を積み重ねた結果
譜読み力、テクニック、表現力が身に付いてきたのだと思います。
習い始めの曲が短い時期に
たくさん練習することは、大事です。
宿題として出した曲が出来たかな?と
思ったらもう一曲、その次の曲も‥・と
練習してもいいのです。
(レッスンの時に時間の都合で全ての曲を見られないこともありますが、それでもそういう練習のやり方は、価値があります)
ピアノは(とても雑な弾き方でなければ)
1回弾くたびに上手になります。
弾いてみたい曲が弾ける日を目標に
1回でも多く弾けるようになる事を
願っています。
そして疑問点は、必ずレッスンの時に聞いてほしいのです。疑問点はあって当たり前です。練習をやればやるほど出てきます。
質問は大歓迎です。
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