私とバイエル
私がピアノを習い始めたのは、小学校3年生の春でした。始めから将来音楽に進むことを前提としたレッスンです。
教材は、バイエル下巻一冊、73番からのスタートでした。なぜ73番からだったのかは、今も知らないです。
73番から106番までの番号の付いた曲と音階を一回のレッスンで5〜6曲見て頂いていました。
なのであっという間にバイエルは終わりました😀
家での練習は、大変です。片手だとか弾いていないとか•••許されないレッスンです。
いま私の教室のレッスンは、私が受けてきたレッスンのペースとほぼ真逆です。日常にバランス良くピアノが入れるように計画を立てて進めています。学校の試験などで家で弾けなかった時などは、いつもと違うレッスン内容を用意することもよくあります。
私が使っていたバイエル、ウン十年も前のものでもうボロボロになっています。
楽譜の番号の上の赤鉛筆✏️のチェックが、終わった記し。二重丸が書かれたら次回もう一度という印です。
最後の106番、これが1番難しかったんです。
半音階、音も指使いも難しくて。
音や指番号を言いながら練習した記憶があります。
カワイ音楽教室講師をやっていたある年、この曲がグレードテストの課題曲になってビックリしました。今の子はスゴイと思いました。
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