師匠
とても久しぶりの投稿になってしまいました。
Instagramを始めて約三年。
その後このホームページを作り、
カワイ楽器の『ピアノ教室ネット』にも
記事を出して。
Instagramを始める時に生徒さん、御父兄のご協力のおかげで頑張れています。
今、先生としてレッスンさせて頂いている私にも師匠がいます。
ただ今、実家の大整理中でして『驚くもの』も出てきます。その中の一つが、
師匠のリサイタルプログラムです。
1956年5月17日、私はまだ生まれていません。
素敵なお写真。
演奏もそれはそれは素敵だったそうです。
私が初めて師匠のレッスンに行ったのは、
小学校3年生の春です。
この時すでに師匠は、演奏活動から引退状態でしたのでホールで演奏をお聴きする機会はなかったのですが、普段のレッスンでたっぷりと聴いていました。ピアノの初歩の教材「バイエル」だって師匠の音で聴けるわけです。
その当時は、当たり前だと思っていたのですが、今思うと恐れ多いです。
大学時代に研究室の先生に
『右近先生は、私たちの憧れ』と言われた事がありました。
音の質、打鍵にとても厳しい師匠でした。
子供相手でも容赦なし。
勿論褒めて頂いたこともありますが、
滅多になかったかな?
でもレッスンが終わり「さようなら」のご挨拶の時は、とても素敵な笑顔でした。
音楽好きになってほしい
ピアノの音を好きになってほしい
好きな曲に出会ってほしい
師匠から教わったピアノの技術を
出来るだけ楽しく伝えたい。
毎回のレッスンで何か新しいことを
知ってもらいたい。
今の私のレッスン方針は、
ここにあります。
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